猫の死亡原因と突然死 ~猫の死亡原因トップ10について~


愛猫の死は飼い主や家族としては悲しいものですね。また、少しでも長く生きてほしいと思いますよね。

では、どんな原因で死亡してしまう事が多いのでしょうか?また、多くはないですが突然死する事もあります。

今回は、猫の死亡原因と突然死について紹介していきたいと思います。

猫の死亡原因トップ10


猫の死亡原因としては、最も多いのが悪性腫瘍で全体の38%で、腎不全が約22%、猫伝染性腹膜炎、心臓病、肝臓病、猫エイズ、猫白血病、甲状腺機能亢進症、肝臓病、ウイルス性呼吸器感染とがあります。

猫の死亡原因としては悪性腫瘍や腎不全で全体の半分を占めていますが、泌尿器系や感染症が死亡原因となる事があります。

猫の突然死


猫の死亡原因としては割合自体は少ないですが、それまで元気だったのに突然死亡してしまう事があります。

突然死の原因としては、心筋症・フィラリア・猫パルボウイルス感染症・アレルギー・外傷・ストレス・寄生虫・肥満・熱中症があります。

また、仔猫の突然死の原因としては回虫に寄生される事であるといわれています。

成猫は回虫に感染しても症状が発現する事は少ないですが、仔猫の場合は重篤になる事があり、突然死へとつながる事があります。

また、フィラリアに感染した場合も突然死するといわれています。フィラリアはもともと犬の心臓病の1つと知られていますが、近年では猫でも感染するという事が分かっています。

ただ、猫はフィラリアの宿主ではない為に大量に寄生する事はないとされて言われていますが、猫の心臓は犬の心臓よりも小さい為にフィラリアに少数でも寄生すると重篤化しやすいといわれています。

突然死を予防する為には定期的な検査を行ったり、ワクチン等を摂取する事で予防できます。

また、交通事故等から愛猫を守る為には室内飼育にする事が重要となります。

猫の悪性腫瘍


猫の死亡原因として最も高い悪性腫瘍ですが、腫瘍には良性と悪性があります。

一般的にガンと呼ばれるものは悪性腫瘍の事で全身に転移して命に関わる事がある腫瘍で、猫は犬と比較すると悪性腫瘍であることが多い傾向です。

また、シニア期になれば抵抗力や体力が落ちてくるために悪性腫瘍ができやすくなります。

腫瘍ができる原因としては老化の他には発がん性の化学物質、紫外線、ウイルス、ホルモン、遺伝などがあります。

悪性腫瘍は転移性なので早期に発見し、早期に治療する事が重要です。

なので、シニア期に入った猫を飼育する場合には定期的な健康診断を行う事で、悪性腫瘍になった場合でも早期に発見できるようにしましょう。

また、猫に異変がないかどうかを毎日チェックする事も大切です。

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猫の腎不全

猫の死亡原因第2位の腎不全は、腎臓が絶える事ができる範囲以上の障害を受けると発症する病気で、その割合は約75%といわれています。

なので、腎不全を発症した時点でかなり腎臓はダメージを負っているといえます。

腎不全は急性と慢性に分類され、急性の場合は約1週間以内に腎臓に障害を受けて急速に症状が進行しますが、慢性の場合は数か月から数年にかけて徐々に腎機能が侵されていき、シニア期の猫では最も発症する病気の1つとされています。

症状としては、食欲不振や嘔吐下痢、体重減少、多飲多尿、貧血などの症状が発現します。

治療はどちらも対症療法は主体となって施され、他の病気が原因となっている場合には基礎疾患の治療も施されます。

猫の猫伝染性腹膜炎


猫伝染性腹膜炎は、猫コロナウイルスが起因となって発症する感染症で、比較的ゆっくりと進行しますが、一度発症すると死亡率が効分けて高い病気です。

原因は、猫コロナウイルスに感染する事ですが、一般的には生後6か月~3歳例の間の若齢猫に発症が多いとされています。

感染した猫が排泄した唾液や鼻汁、糞便や尿によって感染する場合と感染した猫が使った器物により感染する場合とがあり、多頭飼育している場合には感染率が高い傾向です。

猫伝性腹膜炎には、滲出型と非滲出型の2つのタイプがあり、猫では殆どが滲出型とされています。

滲出型は腹水や胸水が溜まりますが、非滲出型は腹水や胸水はたまらず眼・脳脊髄・肝臓・腎臓などに結節性の病変を形成します。

滲出型は、感染数週間~数か月後に元気消失・食欲不振・発熱・腹囲膨大などのほか、呼吸困難・貧血・脱水・黄疸や下痢などが認められ、腹水や胸水は数mlの場合から1,000mlを越えるものまであります。

非滲出型の場合はこれらの症状の他に中枢神経系や眼に病変が認められる事があります。

治療は、対症療法が主体となって施されますが、実際には海面されていない部分も多く治療は難しいとされている病気です。

アメリカにはワクチンが存在しますが、日本にはなく、確実な予防もありません。

ただ、ウイルス自体の感染力は弱く、消毒薬によってウイルスを滅殺する事ができます。

また、感染猫との接触をしないようするために室内飼育をする事も予防法の1つです。

まとめ

1. 猫の死亡原因トップ10は、悪性腫瘍と腎不全が全体の50%を占めています。

2. 突然死は、猫の死亡原因としては低いですが、心筋症・フィラリア・猫パルボウイルス感染症・アレルギー・外傷・ストレス・寄生虫・肥満・熱中症が原因となって起こる危険性はあります。

3. 悪性腫瘍は、犬よりも頻度は高く発症します。また、発見が遅くなると命の危険性が高くなる病気です。

4. 腎不全は、急性と慢性があり、シニア期の猫の場合は慢性腎不全に要注意です。

5. 猫伝染性腹膜炎は、猫コロナウイルスに感染したことがきっかけとなり発症する感染症の1つです。

猫の死亡原因は、基本的には病気であることが多いのでしっかりとした健康管理をしたり、定期的な健康診断をする事で防ぐ事もできます。

更に病気になりにくい体を作る為にバランスの良い食事と適度の運動をさせるようにしましょう。

また、外でウイルス等に感染しないように徹底した室内飼育をする事も重要で、飼い主や家族も外からウイルスなどを持ち込まないように外から戻った場合にはすぐに猫に触るのではなく、手洗いなどをしてから触るようにしましょう。

(コラム:ペット専門家 クロさん)

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