猫の入院 ~病気やけがで猫が入院が必要な場合と入院するときの注意点~


人でも入院は非常にストレスがたまるものです。それは猫でも一緒です。

飼い主や家族としても不安な部分が多いのが入院ですね。

今回は猫の入院について紹介していきたいと思います。

猫が入院を必要とする時

入院措置が必要となる場合は、手術などで全身麻酔をした後が代表的です。

短期間の麻酔であれば入院措置は必要ではないですが、手術などで長時間の麻酔を施した場合には神経症状や出血を起こす危険性があり、それに備える為に入院措置をとり、経過を観察する事があります。

また、点滴や酸素吸入、持続的薬物の投与、継続した検査などの入院をしなければできない処置をする場合も入院措置が選択されます。

入院措置をする場合には飼い主の都合もあります。自宅が動物病院から遠かったり、何度も通院ができなかったりした場合には入院措置が取られます。

非常に稀な場合としては動物病院側の都合の場合もあります。

動物病院の中には入院頭数にノルマを設定しているところもあり、そういったところでは入院措置をとらせる事もあります。

猫の入院前に行っておくべきこと


入院をする際に必要なことはワクチン接種です。

猫の場合であれば、ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫パルボウイルス感染症の3つの感染症に対するワクチンを接種していないと入院できない場合もあります。

これは、院内感染を防ぐ為です。入院しているという事は病気や怪我をしている場合が殆どで、そういった猫は免疫力が低下している為に健康な猫よりも感染症になりやすくなっている為に感染を予防する意味でもワクチン接種が重要となります。

また、ワクチンを打っていなくても隔離入院室を設置している動物病院では入院する事はできます。

隔離入院室であれば他の動物への感染の危険性は低くなります。

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猫の入院の際に用意するもの


入院となった場合はほとんどの場合はそのまま入院となり、入院室は一定に温度が保たれている為に洋服などは特に必要ではありません。

また、動物病院では処方食を食べさせるために普段食べているキャットフードを持ってくる必要もありませんが、処方食を食べない場合もあるのでそういった場合には普段食べているキャットフードを持ってきてもらう事があります。

猫の入院室の種類


入院室には基本的に3つの種類があります。

一般的な入院室は、ステンンレス製のケージで犬猫が共通している場合と犬と猫が別々に分けられている場合とに分かれます。

また、入院室としては隔離入院室があり、この入院室は個室となっていて他の場所と空気が遮断されていて、伝染病に罹患している猫が入院します。

更に、ICUや集中治療室と呼ばれる入院室があります。

この入院室は病態が悪化する危険性が高い動物が入り、獣医師や看護師の目が届く場所に置かれ、病態が急変した場合でもすぐに対処できるようになっています。

温度・湿度・酸素濃度がつねに一定にコントロールされています。

入院時の猫との面会


入院した場合には飼い主としては猫の状態が気になって面会をしたいと思いますよね。

基本的に面会は事前に連絡をすれば動物病院側の指定の時間であれば面会ができます。

飼い主や家族としては、愛猫がどのような治療を施されているのかや現在どのような状態であるのかを把握する意味でも面会は行うようにしましょう。

ただ、面会を許可しない動物病院もあります。

面会を許可しない理由としては動物病院内を見せたくないという理由も多少はあるでしょうが、一番は猫の精神的な状態を考慮している場合があるようです。

特に今まで飼い主や家族と離れたことがない猫の場合は入院自体にストレスがかかってしまい、大好きな飼い主や家族が来た場合には迎えに来てくれたと思ってしまいます。

それなのに、飼い主や家族が自分を残して帰ってしまうと余計にストレスが増大してしまう懸念があり、入院中の面会を許可しない場合もあります。

まとめ

1. 入院を必要とする時は、麻酔をして経過観察が必要な場合や入院していないとできない処置をする為です。

2. 入院前に行っておくべきことは、ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫パルボウイルス感染症のワクチン接種があります。

3. 入院の際に用意するものは、基本的にはありませんが、場合によってはキャットフードを用意する場合もあります。

4. 入院室の種類は、その猫の容態によって変わってきます。

5. 入院時の面会は、基本的にできますが、事前に連絡して面会できる時間を守って面会を行いましょう。

猫の入院は飼い主として不安となりますが、信頼できる動物病院をあらかじめ見つけておくようにしておきましょう。

また、猫自身も不安になっているので、時間がある場合には動物病院の許可を得て面会を行い、愛猫の様子を確認するようにしましょう。

入院する際にはワクチン接種が必要となるので、定期的に仔猫の頃からワクチン接種をしておくようにしましょう。

(コラム:ペット専門家 クロさん)

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